教室に絵本作家のサニー関さんがいらっしゃいました。
サニー関さんとは、当教室の建物の大家さんのお兄様であり、現在はアメリカ在住で日本のダルマや招きネコなどをテーマに絵本を創作されている作家さんです。
驚いたことに、サニー関さんの子供時代には関さんのお父様がこの建物で絵画教室を30年以上されていたそうです。そこに偶然!私が引き寄せられるようにやってきて、美術教室を立ち上げたことに関さんはとても歓迎して下さいました。サニー関さんは、24歳の時にアメリカに移住し写真家として活躍された後、10年程前から日本の民話をテーマにした絵本の制作を始められたそうです。アメリカ移住後に家庭を持ち、9人のこどもを育てながら写真家として活動され、夜間の美術学校で絵を学んだ後、絵本を出版するまでに至る人生の紆余曲折や苦労話などお話いただきました。こんなに早くにこの教室の土地のルーツを知ることができ、しかも50年以上前に同じ場所で絵画教室があったという事実に私もとても驚き嬉しく思いました。
サニー関さん、本当にどうもありがとうございました!
また日本に帰られた際はぜひお越しいただければと思います。
コメントをお書きください
ひさよ (木曜日, 09 6月 2016 15:32)
なんて 不思議な巡り合わせでしょう。
長い長い年月をかけて また 原点に戻れる場所が その お教室だったのでしょうか。きっと 昔からの知り合いのような 懐かしく暖かな時をすごせたことでしょう。
日々の喧騒にまぎれ 新しいツールばかりを追い求めてばかりの現代に なんて すてきな 出会い それ自体がおとぎ話みたいですね。