これまでの作品をふりかえり、テーマを見つけ、
自分の言葉で語り、個展と作品集にまとめる。
美術教室MyArtの特別プログラムです。
MyArtに通う子どもたちは、一つひとつの作品を積み重ねてきました。 そこに残っているのは「上手になった」という記録だけではありません。 何に心を動かされ、何を面白いと感じ、どこで迷い、何に挑戦してきたのか。
マイアートワークスは、その時間をご本人と一緒にふりかえり、 言葉にして、かたちに残すプログラムです。
2025年12月、在籍6年目の生徒さんの個展をモデルケースとして開催しました。

入会してすぐは工作が大好き。紙ねんどでお菓子をつくり続け、ミニチュアハウスにも取り組みました。

上級クラスに進み、さまざまな技法に挑戦。墨一色で描く水墨画は、本人が「いちばん楽しかった」と選んだ技法です。

何枚も描き重ねるなかで、絵の具の扱いから、場所ごとの色の違いへ。見るところが変わっていったことが、本人の言葉に表れています。

油絵「祈り」。逆光の影や流れ星など、初めて描くものに挑んだ作品を、本人は「いちばんよく描けた」とふりかえりました。

ふりかえりを通して見えてきたのは、「次は人物を描きたい」という本人の意志でした。個展は、これまでのまとめであると同時に、次のテーマの出発点にもなりました。
個展の展示風景(MyArt 西ヶ原アトリエ)
モデルケースでは、展示とあわせて作品集『見えるようになっていく時間』(A5・48ページ)をつくりました。 はじめに・本人紹介・展示作品リストにつづいて、1作品ごとに見開きで写真と解説を掲載。 最後に、展示風景と、ご本人・保護者さまからのコメントを収めています。
実際に制作した作品集の誌面(ページ画像は印刷データより)
ふりかえりの時間には、作品ごとに質問を用意して、ご本人に自分の手で答えを書いてもらいます。うまく話せなくても、書くことで考えが言葉になっていく。作品について語るための、最初の一歩です。
モデルケースのKさんと保護者さまが、会場に作品が並んだのを見て寄せてくださった感想です。
こうして作品が並んでいるのを見て、今まで作ったものを振り返るいい機会になりました。そのとき好きだったものや、思いや記憶が、それぞれの作品に詰まっていると感じます。
今は人物を油絵で描いていて、これからも何枚か続けて描いてみたいです。
— Kさん(中学3年・在籍6年)
MyArtで作品を持ち帰るようになってからは、しまっておくより、壁に飾ろうと決めました。作品そのものだけでなく、そのときどきの時間や気持ちごと一緒に残しておきたかったからです。
この展示を見て、とても感慨深く感じています。作品と向き合う時間をここまで丁寧に形にしてくださったことに、家族として感謝の気持ちでいっぱいです。
— Kさんの保護者さま
このプログラムの中心は、ご本人が自分の作品をふりかえり、言葉にする時間です。 だからこそ、ご本人がしっかり関われる時期に行うのがいちばん。 学年や「節目」にしばられず、ご家庭と相談して時期を決めます。
自分が何に取り組んできたかを言葉にしておくことは、面接や自己紹介など、自分について語る場面でも支えになります。
これまでをふりかえることで、「次は何に挑戦したいか」が見えてきます。Kさんにとっての人物画のように。
会場:MyArt 西ヶ原アトリエ/展示期間:約1週間
準備期間:お申込みから約3〜6ヶ月
お支払いは2回に分けて:
お申込み時に75,000円、展示の1ヶ月前に75,000円
ご本人の気持ちを確認しながら、時期や進め方をご相談します。
教室とご自宅にある作品を集め、これまでの歩みを一緒に見直します。
ふりかえりから見えてきたテーマをもとに、展示する作品を選びます。
ご本人と保護者さまにお話をうかがい、ご本人の言葉をもとに作品の解説をつくります。
約1週間の展示。ご家族やお友だち、ご親族をお招きいただけます。
記録写真をお渡しします。オプションで作品集(PDF・冊子)をおつくりします。
ご本人の気持ちや、取り組む時期のご希望をうかがいながら
一緒に考えていきます。お気軽にお問い合わせください。
教室で講師・スタッフにお声がけいただいても大丈夫です。